Dolcissima Mia Vita

A Thing of Beauty is a Joy Forever

2019-07-11から1日間の記事一覧

中原中也「一つのメルヘン」を読んで

このような詩です 秋の夜は、はるかの彼方に、小石ばかりの、河原があって、それに陽は、さらさらとさらさらと射しているのでありました。 陽といっても、まるで硅石か何かのようで、非常な個体の粉末のようで、さればこそ、さらさらとかすかな音を立てても…