Dolcissima Mia Vita

A Thing of Beauty is a Joy Forever

2019-06-05から1日間の記事一覧

征矢泰子の詩

空蝉、木乃伊、鯉幟り。 詩人が好んで題材にするのはからっぽなもの、たましいも五臓六腑もぬぎすてた、風の吹き渡る空虚。 解体されるうさぎの目になみだを見、衰微していくバラからぬけだすたましいを見、みずからの魂をメリーゴーラウンドにのせてみつめ…