心行きて指尖(ゆびさき)となりなでてゐる女のまろくしろきたたむき 子の生れ子の死に行きし夏すぎて世は秋となり物の音すむ 木下利玄の歌は響きが良い はじめの歌 心が指さきを通って女の腕に触れている 指ではなく心がなでている 指さきから心がしみでてい…
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